突然の経理の退職、急いで採用しないと。。。
ちょっと待った!
採用活動を始める前にコスト削減の手段として経理のアウトソーシングを検討することをおすすめします。
アウトソーシングと給与支給のコスト面での違いは、
アウトソーシングの方が、消費税の税額控除を取れたり、源泉徴収義務や社会保険の加入義務がなかったり、
と会社にとってのメリットがあるといわれています。
新型コロナウィルスが経済に長期的に影響を与え、
今後の企業運営ではますます”限られた資源”で質の高いサービスを提供することが求められます。
そのために、まずコストを削減、そしてその分をコア事業に回す決断もまた日々求められるのです。
コスト削減はされたとしても、経理をアウトソーシングすることで会社運営に支障がでるのではないかと疑問に思う方もいるでしょう。
しかし、経理部門はアウトソーシングに向いているといえます。
アウトソーシング向きの業務は、
「専門性が高い業務」「一定期間に集中して忙しくなる業務」「定型的なルーティンワーク」「月に数回しか発生しない頻度が低い業務」といわれています。
そして経理の仕事は、「会社の活動を数字であらわすこと」です。
企業活動に伴うお金の動きを逐一記録し、貸借対照表や損益計算書にまとめ、経営者に提供します。
中小企業の場合、ひとりの経理担当者が現金の管理や経費精算、給与計算、
そして決算をこなし、ときには経営者へのアドバイスまで求められることもあり、専門的な知識とスキルが必要になります。
定型的、かつ専門的…実は、経理はアウトソーシングにぴったりの業務なのです。
実際、社内業務の効率化を図るために経理部門をアウトソーシングしている会社は増えてきています。
食品の販売を行うA社は、卸先の増加とネット販売の導入によって売掛金管理の対応に苦労していたと言います。
また、経理業務のマニュアルがなく、担当者の交代や新規採用に伴う教育など、経理業務の負担が大きすぎるという悩みを抱えていたそうです。
これに対し、業務代行会社が代わりに売掛金の集計を行うことによって、経理業務への対応時間が1/3にまで減少、
これにより経理を担当していた従業員が、本来担当して欲しかった別のコア業務に集中できるようになりました。
経理部門のアウトソーシングについてご紹介しました。
価値観とライフスタイルが一変するような出来事が立て続けに起こっています。
今後も続くかもしれません。
企業が生き残るためには、事業の本質と向き合い、サービス内容を時代にあわせたものに更新していく必要があります。
当然、それにもヒト・モノ・カネといった資源が必要です。
今一度、その資源の使い方も見直してみてはどうでしょうか。
また、サービス内容の更新にはリーダーをはじめ、従業員も”外を見る”という姿勢が求められます。
特にリーダーの姿勢は重要です。
そのためにも、社内のことである経理を専門家に一度任せて整えるというのはよい選択かと筆者は思います。
弊社では経理の専門家が、お客様の経理の仕組みや現状の経理体制などに適した経理代行プランをご提案させていただきます。
無料相談も受け付けておりますので、下記よりお気軽にお申込みください!
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今月の言葉
表の風に吹かれろ!
ーピーター・ドラッカー