「クラウド」とは、インターネット上のサーバーにデータを保存するクラウドサービスを使ったシステムのことをいいます。
クラウドとは英語で「雲(cloud)」の意味であり、インターネット上のサーバーを空に浮かぶ雲に例えて名付けられたとされています。
従来のソフトが、パソコン端末にインストールして使用していくのに対し、サービス提供会社に使用料を支払い、インターネット経由で利用できる会計ソフトです。
メリットは次の通りです。
1.バージョンアップが自動で行われ、常に最新版が利用できる。法改正への対応も簡単
2.複数の端末で利用できるため、本部・複数拠点での分散入力が可能になる
3.本部や支部の収支管理がリアルタイムに行える
4.会計事務所とリアルタイムで情報共有でき、やり取りを効率化できる
5.バックアップの作業や管理から解放される
6.銀行口座やクレジットカードとのデータ連携により仕訳入力作業を大幅に省力化できる
クラウド会計のメリットについて紹介しましょう。
クラウド会計は、“仕事を楽にする”と、“仕事の質を高める”の両面で強力なツールになるといえます。
まず仕事を楽にするということについて。
経理担当の業務には入力がつきものです。
中には、領収書の情報を間違えずに打ち込むという単純なものもあると思います。
これについて、クレジットカードと連携する機能を使えば、入力をしなくて済みます。
時間短縮になり、さらにミスの心配もなくなります。
かなり業務の負担が軽減できるのではないでしょうか。
また、最近はCMで見かけることもあると思いますが、
クラウドソフトは、会計の他に、請求書、経費精算、給料計算、勤怠管理など、経理周りで必要となる一通りのツールを備えています。
例えば、請求書は、各社員が自動マスタ機能を活用して効率的に作成し、紙を出力することなく、クラウド上で上司がチェックし、メール送付する仕組みを作ることができます。
また、経費精算では、各社員がスマートフォンで申請し、上司も出先でもスマートフォンで確認・承認するという仕組みをつくることができます。
これにより、経理担当者だけでなく、他の社員の事務負担も軽減できます。
そして、仕事の質を高めることについて。
前述のように、クラウド会計・経費・請求書・給与などバックオフィス業務を自動化することで経理にかかる作業時間を大幅に削減できます。
お客様の体感によると、概ね30%~50%の時間削減に繋がっています。
これにより削減できた時間を、より業績アップに貢献するような仕事に充てることができます。
また、クラウドは、複数の端末でアクセスできるというメリットがあります。
例えば、社長のスマートフォンから、クラウドソフトにアクセスし、複数ある口座の残高を把握するだけでも便利であり、現状の資産の把握に役立ちます。
そして、リアルタイムの試算表をクラウド上でいつでも確認できますので、
経営数字を早く・正確に把握することができ、スピーディーな経営判断が可能になります。
他にも、顧客別の売上レポート、未入金管理、使用した経費の集計・分析等など、
経営者が求める情報をリアルタイムで確認することができ、経営判断に役立てることができます。
以上がクラウド導入のメリットです。
これらのメリットは重々分かっているけれど、試してみたら、今までの会計ソフトと違いすぎて操作に不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
それは、致し方ないことなのです。
クレジットカードとの連動がうまくいっているかの確認や、自動仕訳のメンテンナンス、入力したもののチェック方法などなど、
クラウドならではのすべしことというのがあり、それは従来のインストール型ソフトと異なる点も多いにあるからです。
というわけで、導入&運用支援はクラウド会計ソフトに強い税理士にお任せください。
弊社は、
クラウド会計ソフトに強い専門家である公認会計士・税理士がお客様の状況をしっかりお伺いした上で、
お客様に合った会計ソフトをご提案させていただきます。
無料相談を行っておりますので、会計ソフトだけでなく経理全般のお悩みをまずはお気軽にご相談ください。
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