業種 | オフィス用品販売 | ||
事業内容 | オフィス用機器の販売・保守 | ||
所在地 | 広島市南区 | ||
年商 | 約1億円 | ||
従業員数 | 約8名 | ||
導入時期 | 2016年8月 |
経理担当者が退職することになり代わりの人材を採用しようとしているが、自社の経理業務が複雑なこともあって、これと思える人が見つからない。
今まで経理担当者に記帳を任せていたが、経理レベルが低く、試算表も半年遅れの状態である。経理を知らない社長が見ても数字がおかしいと感じるが、顧問税理士は何も指導してくれていないように思う。記帳を外部のプロに任せて数字をタイムリーに見られるようにしてほしい、税務申告も併せてお願いしたい、とのご要望がありました。
そこで、当社のご提案として、まず複雑化している経理の改善を一緒に進めさせていただき、新たに採用する経理担当者の負荷を減らした上で、その後に経理代行に任せる部分と自社でできる部分を整理していくことになりました。
順番 | 担当 |
具体的な内容 |
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① | クラウドソフト導入支援 | 既存経理フローの見直しを行った上で、MFクラウド会計、請求書、経費精算の各システムを順次導入(給与は社労士) |
② | 経理業務のマニュアル化 | 見直し後の経理フローに基づき、自社で行う経理業務と経理代行で行う業務の分担を行う。 |
③ | 経理業務のマニュアル化 | 自社の経理業務で行うことをマニュアル化。 |
④ | 社員教育 | 新たに採用した経理担当者への指導・教育。請求書発行担当者、経費精算を行う社員への研修 |
⑤ | 記帳代行 | 会計ソフトへの入力、領収書・請求書の整理とファイルへの保管を行う |
・新人経理担当者は前任者より経験が浅かったので、マニュアルに沿ってできることから取り組んでもらい、当面は経理代行をお願いすることにしました。
今まで半年遅れで間違いだらけだった試算表が、経理代行によって翌月中に、しかもミスのない状態で数字を確認できるようになりました。
・売上の請求書をエクセルで管理していたため作成漏れや上書きによるデータ紛失などが多発していたが、クラウドで確定請求書を一元管理できるようになり、滞留債権管理も容易になった。今まで担当者しか把握できていなかった未回収を、社長がタイムリーに確認できるので資金繰りが改善した。
・社長を含めて、社内に経理を理解している人材がいなかったため、請求書発行・回収管理・経費精算のルールなど経理の決め事ができていなかったが、統一したルールを決めて社員向けの研修を行ってもらったことで、「何のためにこの業務をやらなければならないのか」を理解し、社員の意識が変わった。
内訳 |
記帳代行 |
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証憑管理 | |
発生主義 |